通信制高校は多彩な人材が学んでいます

通信制高校という特殊な学舎

通信制高校は全日制、定時制の高校に事情があって進学できない人が通信教育によって学ぶ学校です。
卒業をするためには通信教育による添削指導を受けるとともに面接を受けて、最終的には試験に合格して必要な単位数を取得する必要があります。

経済的な事情で入学するケース

経済的な事情や心身の状態によって、全日制や定時制の高校に通学できない人が学んでいるケースもあります。
経済的な理由で中学を卒業してからすぐに働かなくてはならない人、全日制、定時制高校の学費負担が困難な人などが進学することもあります。
中学の時から家業を手伝っていて、義務教育終了と同時に本格的に家業を受け継ぐ人もいますので、そのような人が仕事と勉強を両立する手段にもなっています。

若くしてプロフェッショナルを目指すケース

また、若くして芸能界、スポーツ界などで活躍している人が、仕事と勉学を両立させるために学んでいる場合もあります。
高校卒業の資格を得るために通信制で学んでいるのですが、芸能界やスポーツ界などでは、若い年代が仕事のピークになる場合もあります。
高校卒業の資格は芸能界やスポーツ界の第一線を退いてからのことも考えて取得したいという人が多くいるのです。
また、将棋や囲碁、画家などの芸術家なども若い才能がある人が専門の道を進みながら通信制で高校卒業の資格を得る場合もあります。

中退者、いじめの被害者などのケース

一方で、様々な事情で全日制や定時制の高校を中退したために通信制高校に移って来る人も少なくありません。
中退前に取得した単位は一定の条件で通信制でも単位取得済とされる場合がありますので、中退後に必要な単位数を取得することで卒業が可能になります。
通信制高校を卒業しても、一般の大学を受験するための資格が得られる場合もありますので、大学へ進学する人もいます。