通信制高校の歴史と変遷

開かれてきた通信制高校の門戸

通信制高校は、以前は家庭の経済状況などによって高校の進学が難しい人が中心になって学んでいました。
家にいながら勉強ができるので、仕事と両立することも可能です。
通信による高校は、キャンパスや教室などの設備を持たない形式なので、学校の運営費用が抑えられます。
よって、学費も割安です。
しかし、しだいに入学者に変化が現れました。

入学者数と生徒の質の変化

仕事と勉強を両立させたい人でけでなく、非行やいじめで高校を退学した生徒も利用するようになります。
また、中学を卒業して就職したのちに、高校の卒業資格を取るために入学する人も現れてきました。
それは、仕事の幅を広げるにあたって学歴が関係するようになってきたゆえです。
応募資格に、高校卒業が掲げられている求人も多くあります。
通信制高校は、もちろん通常の高校卒業と同資格を得ることができます。
それゆえ、もう一度勉強して高校卒業の資格を得たい人には最適です。

不登校児と高卒認定

その後、不登校に陥って退学した生徒も、通信制の高校を利用するようになりました。
不登校とは、学校に行かなくなったり、行けなくなってしまうことです。
原因は、いじめや勉強についていけないなどの理由があります。
中には、中学時代に不登校になって通信制の高校に入学する人もいます。
このように、様々な理由で高校に通学できない生徒が増加しました。
それにともなって、通信制高校も増加していきました。
最近では、特色ある校風をアピールするために、それぞれの学校が魅力あるものにしています。
自由度の高い勉強スタイルである、通信制だからこそのメリットを利用して魅力あるカリキュラムを打ち出しています。
それは、就職に結びつく内容です。
即戦力になるカリキュラムで、企業における即戦力になるようにします。
近年では、あえて通信制の高校を選択する人もいます。